予約の過程で色々すったもんだあったエアチャイナのビジネスクラスで行くSIN修行の当日を迎えた。
元々は昨日の石垣タッチとの合わせ技で、0泊3日だった。
が、エアチャイナの都合で1泊2日のSINタッチに日程変更。
Cクラスとは言え機内連泊はやはり止めた方が良かったかも知れない。
起床時間は昨日と同じ、朝4時半。
5時に自宅を出て、羽田空港までは昨日のデフォルト。
今日は国際線ターミナルへ。
カウンターに着いたのが6時、まだ閑散としている。
乗機はCA184便。とりあえずオンタイム運航のようだ。
チケットはSINまで2枚、オーダーしていたPEKまでのバルクヘッドも確保された。
チェックイン自体はあっさりと終了。
しかし、業務代行をJAL職員が行っているものの「ラウンジはANAさんの・・・」と言われると何だかヘンな感じだ。
セキュリティと出国審査を済ませ、直ぐに指定されたラウンジに向かう。
ラウンジもこの時間はガラガラ。。。
ヌードルバーも良かったが、朝カレー+αにした。
まったりと1時間少々を過ごし、ゲートへ向かう。
が、141番は北端の外れ。延々と歩くことになる。
すでにファイナルコールが掛かり、何枚か記録写真を収めて機内に収まる。
【SFC修行フライト18 3/3 CA184 HND⇒PEK Airbus321-200 B-6741】
薄汚れた窓に萎えるが、機体は2011年受領だからまだ新しい。
はずなのだが、節々傷んでいる気がしなくもない。
シートはコンディション良好。
着席するとドアクローズのタイミングだったが、一応ウエルカムドリンクのサービス。
続いてスリッパを頂く。
噂通り丁寧に袋から出され床にちょこんと配置される。
次に食事とドリンクのオーダー、最後に「いつ頃お持ちしましょうか」的なオーダー。
なんてやり取りをしていると、のそのそとスポットアウト。
国際線ターミナル前を転がり、34L/16Rを横切りHタキシーを進む。
R/W34Rへ入りローリングテイクオフ。
引っ張ると思いきや、あれっ?と言うくらいあっさりと軽く浮き出す。
千葉の市内?そこまで行かないかくらいのところでレフトターン。
下総基地、大宮の上空を進み、西へ。
左側なら富士山、というところだが右側は甲府市内、諏訪湖、松本平を望む。
この辺りで食事のサーブ。
ハズレのないよう、とりあえず中国式朝食をチョイス。
先が長いのでまだ酒は入れないでおく。
食後は起きているつもりだったが、「シェードを閉めて」的な案内があり、機内が暗くなる。
となると、当然眠気が。。。
1時間ちょっと居眠りして、起きるとすでに大陸上空。
「空港混雑のため旋回中」なんてアナウンスが入る。
徐々に高度が下がって来るが、どの辺りか全く見当が付かない。
が、とにかくヘイズが酷い。
頭がボンヤリしているのもあるが、地上の建物の色がハッキリしない。
ファイナルアプローチのアナウンス後、ギアダウンしても光景は変わらず。
とんでもなく視界が悪い。
春霞?なら聞こえが良いが、PMなんちゃら?の影響だろう。
タッチダウンの数秒前くらいにようやく地上が見えた、と言った感じ。
噂通りなかなかに凄い大気汚染っぷり。。。
フライト自体は揺れもなく快調。
サービスは付かず離れずで、トイレで用を足している間にお茶が新しいものに替えてくれたりと、なかなか好印象だ。
さてここから乗り継ぎ。
機内からはバスではなく、珍しく?ブリッジ直付け。
巨大なターミナルに放り出され、まずは乗り継ぎカウンターを目指す。
ここでパスポートとSINまでの搭乗券を差し出す。
次にセキュリティーチェック。
受付でパスポートに搭乗券を確認。
パスポートと搭乗券は荷物と一緒にX線検査に掛けられるのが中国スタイル?
これは初体験だった。
で、検査。これがなかなかにガチンコ。
股間に尻までも、容赦なく金属探知機を当てられる。
最後にまたまたパスポートと搭乗券のチェック。
で、返された搭乗券がこれ(SIN行き機内で撮影)。
色々書き足されてゴチャついているが、いつの間にかゲートナンバーを入れてくれていた。
乗り継ぎ時間は約3時間。
たっぷりあるので、まずは一服したいところだが、昨年夏前くらいから全面禁煙にしているらしい。
セキュリティチェックでライターを放棄したので、どちらにしても吸えないから、まぁいいや。
買い物するものもないので、早々にラウンジへ。
ホットミール類はまぁまぁの品揃え。
だが、ビールを含め飲み物系が極めて緩い。。。と言うか常温だ。
どうやらこれが中国スタイルらしいので諦めることにする。
修行記の下書きを綴りながら2時間弱をやり過ごしゲートへ向かう。
【SFC修行フライト19 3/3 CA969 PEK⇒SIN Airbus330-300 B-5906】
乗機はA330。2012年製なのでまぁまぁ新造機の部類だろう。
紫を基調にした内装。好みが分かれるところかも。
シートのコンディションは極めて良好。
フルフラットなのでゆっくりと過ごせそうだ。
着席してすぐにメニューが配布され、食事とドリンクの説明を受ける。
ビジネスクラスの乗客が自分を含め数名のみだからか、説明が相当細かい。
ここでもやはり「いつ食べますか?」的な質問がある。
「離陸後すぐに」と伝えると
「しばらく揺れるので、揺れが収まったら用意します」とのこと。
程なくしてスポットアウト。
相変わらず空気が悪そうな北京を経つ。
どこだか分からい山並みが見えると食事がサーブされる。
中華食堂のランチみたいな見た目だが、味はなかなか良い。
食後にチーズの盛り合わせを貰い、ワインで頂く。
映画でも観ながら・・・と思ったが、機内エンターテインメントは残念ながら日本語対応がない。。。
仕方ないので、手持ちのiPadの動画を見てやり過ごす。
ワインのグラスが空くかどうかのタイミングでお代わりを勧められ、相当飲んでしまった。。。
寝付いたのも気付かないまま2時間くらい爆睡。
覚醒するともうファイナル。
6時間ほどのフライトだがフルフラットの恩恵はありがたく、隣席も空いていたし快適な移動だった。
ほぼ定刻通りにチャンギへ到着。
入国審査は数分でクリア。
この後は投宿するだけだが、フライト変更の時点で空港内のトランジェットホテルは軒並み満室。
明日は朝のフライトなので空港からあまり離れるのもどうか。。。
と言うことでMRTで十数分のラベンダーまで移動。
MRTの駅直結のV Hotel Lavenderへ。
ホテル横のフードコートでチキンライスを夜食とする。
早朝からの動き出し、ビジネスクラスとは言え北京経由はやはり遠い。。。
部屋に入ると23時近く。さっさと寝て明日の移動に備える。
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