臨時列車の中で定番化して来た感のある、185系運用の「谷川岳」シリーズ。
5月下旬から6月中旬の週末に8往復が設定された。
そろそろ検査期限となるB6編成が最後の運用に就くのでは?と思い指定券を確保した。
以前は満席続きの「谷川岳もぐら」号だったが、最近はこなれて来たからかサクッと取れた。
発券は八千穂駅、料補を丁寧に仕上げて頂く。
ここの出札姐さんはとんでもなく丁寧で、本当にファビュラスよ。
新宿からスペーシアで大宮入り。
着いたのは10時ちょっと回ったところ。
ちょうど良く入線シーンを出迎える。
10時22分だったかな、東大宮から送り込み。
安定のB6編成。
定番ショットだけど、ド順光で良い感じ。
で、恒例の幕回し。
個人的に縁のあるものだけ貼っておく。
踊り子、修善寺。
はまかいじ、松本。
おはようライナー、新宿。
臨時特急幕でおしまい。
天気にも恵まれたと言うこともあるかもだが、今日もギャラリーが凄い。。。
恒例の側面ショット。
わちゃ付いているマニアの隙間から何とか正面を抑えて。
ボチボチ乗り込みます。
大宮出発はオンタイム。
動き出し早々に音な鉄の連中が。。。
あれくらいなら、まぁまぁ、ね。。。
今日はこんな感じの組み合わせで乗って行く。
切符は目的地まで正しく買いましょう。
高崎線内は車窓の見所があんまりないので、退屈なのよね。。。
自分的には熊谷貨物周辺くらいしか見所がない。
熊谷、高崎から隣席に来る客はおらず、ボッチ乗車決定。
この列車、以前の体験が若干トラウマ気味なので、何気にこれは嬉しいわ。
ちなみにトラウマと言うのは↑これね。
この列車の車窓ハイライトは上越線から。
特に渋川を過ぎた辺りから急に良くなる。
毎度言っている気がするが、レンガ積みの橋脚が美しい。
水上は運転停車。
乗務員交代で約5分停車。
緑の濃くなるこの時期はやはり良いね。
相変わらずこの辺りの橋脚も美しい。
ここも結構な雰囲気のある駅。
これまでは降りて写真を撮ることはなかったのだが、今回はB6編成が最後かもしれないので記録する。
場所的にはB6編成よりC1編成の方がピタッと来るのだが、まぁその辺はイイでしょう。
そして土合。
例によって30分停車。
いつもなら適当に写真撮って、車内でダラダラするのだが、今回はちょっと意を決して486段の階段チャレンジ。
30分の停車時間で往復出来る、か。。。
滑り出しは順調。
ここは大体半分手前くらいのところ。
早くも脚にきているのだが、止まったらダメそうなので、そのままひたすら上がって行く。
上がり始めて5分少々、ようやくゴールが見えて来た。
ふ〜〜う。。。
やっとゴール。。。
ではなくて、あと24段ね。
知ってますよ。。。
バイオハザードに出て来そうな薄暗い通路を進んで。
ようやく到着。
普通に上がって大体8分くらい。
まぁ上出来でしょう。
しかし、大腿〜下腿裏がすでに張ってきたわ。
明日の筋肉痛は必須ね。
道中は結構冷んやりした空気だったのだが、じんわり汗かいたのでレッドブル買って一気飲み。
生き返ったわ。
一息入れて来た道を戻る。
お、これはカコ鉄が訪れていたグランピングだね。
雪の季節に来てみたいねぇ。
結構人がいるからどうってことないんだけどさ、ここはなかなかの佇まいよ。
夕方〜夜は薄暗くて結構ヤバ目だよ。。。
窓はクッソ汚いんだけど、外の景色は秀逸。
さ、階段を降ります。
エレベーターを設置するはずだった路肩。
この色ってことは温泉成分が染み出しているってこと?知らんけど。
階段って降りも結構脚に来るよね。。。
降りも大体8分くらいだったかな。
土合っぽい雰囲気ってことで、階段バックに料補の記念撮影。
ちょっと周りの視線が気になったが、まぁ許してくれ。。。
先頭に回って1枚。
駅名標と絡めて1枚。
土合の停車時間は30分、駅舎までの階段往復20分掛かったとしても余裕なので、次回もチャレンジすっかな。
と言う訳で、土合を出て新清水トンネルを抜けて新潟側へ出る。
こちらも良い天気に恵まれて何より。
この辺りは完全に夏の装いって感じ。
土樽通過。
ここはギャラリー少なめ。
群馬側の橋脚もなかなかだが、新潟側もこんな感じでかなり良い雰囲気。
良い車窓だわね。。。
松川ループ線に向かう上り方面が近づいて。
越後中里通過。
この辺りは線形の関係もあるかもだが、60km前後でゆっくり走行。
その分景色も楽しめる。
次は高崎から乗るのもありかも。
終点、越後湯沢到着。
お手製プレートの大歓迎を受ける。
クオリティーはさておき、これは今までなかった取り組み。
まぁまぁ良いと思いますわ。
1番線に回って幕回しを眺める。
尾灯ってのがちょっとちょっとなのだが、まぁまぁね。
何度も眺めているので、適当に記録用として収める。
5号車の回送幕は逝ってたわ。。。
あんまり回し過ぎたら割れちゃうんじゃないかな。
用廃になった車両から幕も部品取りされて保管していると思うけど、交換しないってことはさ、まぁそう言うことよ、多分ね。
時間もあるのでゆっくり見て回る。
乗っているとそこまで古っぽさは感じないんだが、外装面は幕も含めて結構節々痛んでいるよね。。。
583系秋田車の末期ほどじゃないが、リペア部分はそれなりって感じのサクッとした仕上がりで、もう長くはないよねって雰囲気。
恐らくだが、春ダイヤの「谷川岳」シリーズの運用が終わったらリタイヤじゃないかな。
6月下旬の「185」の運用まで頑張って欲しいけどな。
それまでにもう1回乗車のチャンスがあれば良いが、どうだろうねぇ。
本日の使用切符の料金補充券、使用後の券面。
大宮〜水上が高崎統括センター、水上〜越後湯沢が長岡統括センターの担当。
それぞれチケッターを入れてもらって、それなりの使用感が出て何より。
最後に「谷川岳もぐら」号の乗車雑感。
今回は正直この列車でそろそろC1編成に乗りたいねぇ。。。なんて思っていたのだが。
よく考えればB6編成は終焉間近だし、まぁ結果としては良かったのかな、と。
以前の混雑ぶりを知っている身としては、意外にも空席があったのでそこは嬉しい誤算。
乗車率は概ね7割くらいの感じで、自席の隣は最後まで空席のままだった。
この路線は大宮から往復乗車でざっくり1万弱程度のコストが掛かるので、若いマニア層が少ない印象。
週末運行であっても他の路線と違い、最近は比較的ゆったりと185系の旅を楽しめる路線となっている。
まぁ中にはちょっとおかしな層がいないこともないが、それも一応は許容範囲内と言ったところ。
路線としては大宮〜高崎はほぼ見所がないので、何なら高崎以遠の乗車だけでも良いのかな、と。
その分コストは掛かってしまうが、効率的に乗るのならそれもありな選択だと思う。
185系による運用は夏ダイヤでは2往復の設定に止まっているので、秋以降に185系が投入されるかは不透明。
E257系の運用ではスカスカになること間違いなしなので、東日本としても何か一工夫しないといけないかも知れんね。
ま、いずれにせよ、良くぞここまで185系B6編成を引っ張って運用してくれたよね。
検査期限を迎えて、そこから全検通しました!となったら相当嬉しい大誤算なのだが、まぁそれはさすがにないよね、と一応言っておきます。
いやー、楽しい3時間だったわ。