台南のシャングリラで目覚める朝。
ベッドマットのクオリティーを感じる間もなく寝落ちしてしまったのだが、かなり良い寝心地。
ま、さすがって感じね。
朝食はホライゾンで頂く。
どれも味はそこそこ良くて満足。
ここの牛肉湯もなかなかのクオリティーだなぁ、と思ったら結構有名らしい。
針生姜がアクセントになって、味わい深い。
朝食後、少しだけまったりして。
スーツケースを預けてチェックアウト。
価格相応で満足度の高い滞在になったね。
もちろん再訪案件だ。
さて。
今日は今回の旅のハイライト、少し遠出する。
まずは台南駅の構内を抜けて。
向かうのは玉井。
この時期の玉井と言ったら。。。あれですよ、あれ。
バス停からシャングリラを眺める。
夜の方が景色は良かったかな。
一応、台南のランドマークってことで良いのかな。
緑幹線のバスに乗る。
台湾あるあるだけど、台湾の路線バスはなかなかスリリングな走りっぷり。
乗ったことある人なら分かると思うけど、ストップアンドゴーのキレが凄いのよ。。。
高速バスだとそこまで気にならないんだけど、チマチマ止まる路線バスだと止まるのは「ギュュィ〜〜〜ッ」って感じ。
着席していてもしっかり踏ん張ってないと、どっかに持ってかれちゃうみたいな勢い。
で、動き出しは「ぐぅぉぉぉぉ〜〜〜〜〜ん」とアクセルベタ踏み、みたいな。
まぁそう言う運転手ばかりじゃないけど、今日はそんな感じ。
なので結構疲れるのよねぇ。。。
そんな感じで走ること80分くらいかな、意外と時間掛かる。
で、ようやく玉井へ。
町のシンボルがお出迎え。
乗って来たバス。
VOLVO製のなかなか新しめのやつ。
運転のクオリティー以外は良かったかな。
交差点のど真ん中にも町のシンボルが。
バス停から歩くこと数分。。。
青果市場へ。
この時期に来たってことは。。。
わーわー、そこら中にマンゴー!
マンゴーしかいないって感じ。
品種も色々。
これは玉文と言う、ちょいデカ目なやつ。
とりあえずクッソ暑いので芒果汁を一気飲み!
これは作り置きっぽいのだが、酸味と甘み、そして旨味が絶妙。
キンキンに冷えていて、なかなか良き。
芒果刨冰はふわふわミルク入り氷とコラボ。
シロップいらねぇ、って言うくらい甘みが強い。
品種は聞かなかったけど、多分愛文かと。
喰った後はマンゴーの品定め。
色々と気になる品種もあるのだが。。。
我が家の狙いは愛文一本。
ここは籠売が基本なので、あまり多過ぎても食い切れないのでね。
そこそこの盛りの店を探す。
良さげな盛りがあったので、交渉に入る。
基本的に言い値で買わん方が良いらしいので、妻が手帳に「我自来日本 要 愛文 完熟」とか書いていたんだが。。。
店のおばちゃん、苦笑いしつつ「400元!」だって。
さすがにそれだと多いので、「要 半斤」って書いたら、「じゃあ200元ね」と。
「完熟」が通じたのか分からんが、結構熟れたやつを選んでくれた。
7個で200元ってことは、1個30元。
えぇぇ、1個あたり百数十円じゃん。。。安っ。
ちなみに後日、台北のスーパーで価格チェックしたところ、大体1個50〜80元くらいだった。
玉井まで来るのが一苦労だが、やはり産地は安いね。
ついでにライチもお買い上げ。
これは20元。
ちょっと訳が分からん安さ。
ってな感じで市場を満喫。
アクセスがちょっとちょっとな感じだけど、やはりこの時期に玉井まで来て良かったわー。
市場で大興奮し過ぎで腹減ったので遅い昼食を。
玉井の食事については下調べなしだったので、適当に入ったいぶし銀な食堂。
Googleの口コミは3.7と、田舎町としては上々。
空芯菜炒め。
何かの貝汁。
炒飯。
この3品で200元だったかな。
台北比で価格的にはちょっと安いくらいかな。
味はどれもなかなかパワフルで良かったよ。
さ、じゃあ台南に戻りますか。
帰りは意外にも安全運転で、気持ち良く寝落ち。
往路と同じく所要時間は80分くらい。
運賃は80元くらいだったかな、とにかく安い。
玉井の雑感としては。。。
マンゴー好きならハイシーズンに絶対行くべき、超オススメ。
都市部でサクッと買うのも良いけど、やはり現地の市場でブラブラしつつ買うのが楽しい。
価格の安さはちょっと意味分からんレベル。
一方、食事する場所は限られているので要注意。
あと観光するところは基本的に市場以外にないので、そこが難点と言えば難点。
近場に観光農園みたいなところがそれなりに点在していて、マンゴー狩りみたいなことは出来るっぽい。
ただ、日本語や英語対応は多分難しいので、そこだけは注意かな。
あとは往復のバスが安いとは言え難点かな。
運転手ルーレット次第だが、基本的に運転はスリリング。
まぁそれでも総じて楽しかったので、我が家は再訪案件として記録。
台南に戻って、ホテルでスーツケースをピックアップ。
今日はこれから高雄まで移動。
台南から高雄までの移動は台鐵が基本かな?
新幹線は台南の市街地にあるので、ちょっと不便なのよね。。。
都市間バスもあるっぽいけど、サクッと台鐵で移動。
ちょうど1時間後くらいの自強号の席が確保出来たのでスタバで時間調整して駅に向かうと。。。
な、何と90分遅れ。。。あぁ、ツイてねぇな。
切符は払い戻し可能ってことなので、窓口で払い戻し。
十数分後に急行があったのだが、あいにく満席とのこと。
ま、無札立ち席で良いかな、とも思ったのだが、出札姐が「普通の方が早い」と言うので?
結局数分後出発のギュウギュウの普通列車、立ちっぱなしで高雄まで移動することに。
写真撮る余裕もないくらいギリギリ、間に合った。ふぅぅ。
高雄までの所要時間は小一時間。
感覚的には新宿から海老名辺りまで立ちっぱなしって感じ。
まぁ疲れるわな。
途中、どっかの駅で後続の急行にぶち抜かれたんだけど、あの出札姐のアドバイスは何だったんだ・・・。
左営で下車してMRTに乗り換え。
モニュメント的にデコられた踏切の警報機。
これなかなか良いね。
三多商圏で下車して今日のホテルへ投宿。
Kaohsiung Morning Homestayって言うところなんだけど、ホテルって言うかマンションね。
Airbnbで出て来そうなやつ。
なかなか広くて良い感じ。
決め手はこのバルコニー と洗濯機。
ちょっとボロだけど、ちゃんと動いた。
ちなみにここはBooking.comで出て来たんだが、ゾロちゃんが宿泊していて良さげだったのも決め手。
1泊¥6500くらいなので、かなりの激安案件。
この動画で紹介されていたところ。
一息入れて夕食に繰り出す。
建て付けのドアともう一枚、厳ついのが後付けられていた。
鍵が開けにくいのが難点。。。
本日の夕食は、柏弘老店。
ホテルからゆっくり歩いて20分くらいかな。
ミシュランビブグルマン認定店らしい。
小菜を物色しつつ。
メニューを決める。
基本的にQRコードを読み込んでスマホで発注するスタイルっぽいのだが、どうもうまくアクセス出来なかった。
普通のメニューもあるので、そこは心配なし。
小菜を3皿ゲッツ。
豚のレバー、茄子、胡瓜。
どれもうま過ぎ。。。
加えて看板メニューの肉燥飯と滷蛋。
もちろんうまい。
空芯菜。
豚しゃぶ的なやつ。
ちょっと頼み過ぎたか、って感じなんだがどれもうま過ぎて完食。
やはり認定店のステッカーは偽りなし。
立地がちょっと微妙だけど、再訪案件ね。
食後はちょっと喰い過ぎたのでブラブラと散歩。
途中、裏原宿的な?エリアで買い物したりして、結構歩いて六合夜市へ。
前回の高雄でも食べた屋台で酸辣湯。
水餃。
腹一杯だったはずなのに、ぺろっと入ってしまった。。。
王家古早味豆花と言う屋台でシメの豆花を投入。
屋台の豆花って何となく緩い、みたいな店が多いと思うけど、ここはキリッと冷えていて喉越しが滑らか。
全体的に甘味が薄い豆花だが、ガツっと甘味が前面に押し出されている感じで、しっかりスイーツって感じ。
今まで喰った豆花で一番うまかったかも知れん。
この後はタクシーを拾って宿へ。
移動もあって結構疲れているのだが、今日はかなり充実した1日だった。