GW前半に日勤2日分に相当する管理夜勤をやったため、今日は代休取得日。
特に予定はなかったのだが、いつか行かなきゃなぁと思っていた小海線の委託駅界隈を巡る。
列車で廻るのはかなり非効率なので、今回はクルマで4駅を訪問した。
小海線の委託駅は地元自治体が担当しているのだが、やはり目当てはアレですよあれ。
5月はそれなりに予定を入れたので、実乗予定の切符を仕入れたいところだが、さて。
信濃川上駅の委託担当は地元川上村。
新しくなった駅舎にある程度出資しているっぽい。
駅舎内の出札。
先客がいたが、同業者ではなく一般客だった。
アレの発券に関しては以前に大量の趣味発券があったようで、結構強めの注意書きが掲示してあった。
何があったのかは推して知るべし。。。
そう言う輩と同類に見られているんだろうが、発券自体は円滑。
とは言え若干ハードルは高め、とだけ言っておく。
出札周りのスペースは広め。
待合室は別棟にあるので、ここは何に使うのだろうか。
駅のエントランス的なところ。
建屋自体が新しいので、この辺も真新しい。
山間のザ・ローカル線の駅って感じで、雰囲気はなかなか。
ちょうど小淵沢行きの列車がやって来て、数人の客が降り立って行った。
若干ハードル高めとは記したが、出札を担当していた姐さん、かなり丁寧に応対して頂いた。
発券の条件はなさそうだったが、一説にはあずさやかいじに限るとか、地元民以外には売らないとかあったそうだが、今日に限ってはそんなことはなかった。
ちなみにあずさやかいじの座席味指定券も発券可能とのこと。
続いて沿線の中核駅である小海駅を訪問。
ここは駅舎丸ごと小海町が引き取って、経営を引き継いだのだとか。
正直言ってオーバースペックだとは思うが、小海町の英断には敬意を表したい。
出札周りはこんな感じ。
改札があったっぽい窓や、MVの撤去跡が見て取れる。
駅舎内は結構広めで、開放的な雰囲気。
ここでは2人がかりでサクッと発券して頂いた。
続いて訪問したのは八千穂駅。
ここは佐久穂町が担当。
出札周りは若干のリニューアルが加えられたっぽい雰囲気。
担当して頂いた姐さんはこちらが恐縮するレベルに丁寧な応対。
役所の窓口に来ているようなものだが、とにかくサービススキルが高い印象だ。
券面の数%が町の収益になるらしいが、正直言って人件費を賄えるだけの売り上げがあるとは思えない。
次回訪問時は高額POS券でも買うかな。。。
駅舎は昔の香が残るかなり良い雰囲気。
佐久穂町特製の切符入れとおまけを頂く。
多謝多謝なのであります。
最後に羽黒下駅を訪問。
パッと見は加茂中駅みたいな佇まい。
駅前は綺麗に整備されていて、それなりの予算が投下されているっぽい。
出札周りはこんな感じで、簡易委託駅によくある雰囲気。
担当してくれたマダムは手馴れた感じで、あっと言う間に発券完了。
POS券の発券も爆速。
地元駅の出札より速いわ。。。
ちなみに羽黒下駅だけ、「切符類は町の収入になるから買ってね」「電話の受付もOK」と言ったアピールが所々に掲示してあった。
電話受付はさすがに地元民だけだろうが、結構攻めた感じだわね。
とは言え本当に収入を充て込んでいる訳じゃなくて、駅の利用推進がメインテーマなんだろうなぁ、と言う感じ。
切符類の販売はあくまでも住民サービスの一環だろうなぁ、と思う。
これは羽黒下駅に限らないが、これだけ沿線に委託駅が多いのは「鉄道の衰退は地域の衰退」と言う考えの自治体が多いのではないかね。
それなら実に頼もしい限り。
ビジター客としてはそれにあやかっている訳なので、客としての態度やコミュニケーションスキルには本当に注意したいところ。
地域の自治体の努力で運営している訳だから、いつまでも安泰と言う訳じゃないだろう。
今の環境を外様マニアが荒らさないよう、非力ながらやれることはやりたいと思う。
今回購入した切符類は別記事でそのうちアップ予定。
帰りは佐久方面へ出て上信越道経由かなと思ったのだが、高速代が思っていたよりも高かったので中央道で帰ることに。
地場野菜の直営店に寄って、少々買い物。
ここはかなり見晴らしが良いことで有名らしいが、今日は雲が掛かってイマイチ。。。
帰り道のどこかで昼食と思ったのだが、なかなか良い店がなくてね。
せっかく東信まで行ったのに、少し遅い昼食は藤野PAのモスと言うね。。。