両親と行くはずだった北東北旅行中止の余波で、余ってしまった株主優待券を活用すべく、一度やってみたかった区間の乗車券を発券する。
本当は所望の経路が他にあったのだが、自分の計算ミスで経路オーバーでマルス発券不可。。。
出札補充券は避けたかったので、パッと経路を再考して120mm券で出してもらう。
経路は、東京都区内(常磐)岩沼(東北)仙台(仙山)羽前千歳(奥羽)米沢(米坂線)坂町(羽越)新発田(白新線)新潟(新幹線)大宮(東北)東京都区内、を所望する。
一見すると75mm券で出そうなのだが、大宮から先を少し工夫してうまいこと120mm券になった。
この券自体は複雑な操作は必要ないのだが、株主優待券の乗変と言うのが結構くせ者なのよねぇ。。。
複数枚の株主優待券で発券後に乗変する場合、紐付いている原券枝番の組み合わせを間違えると大変な手間になる。
一般ユーザーは知る由もないが、一応この界隈を趣味としている者として、そこら辺を確認しつつ手続きをしたつもりだったのだが。。。
どうやら前回の北東北旅行で使った出札補充券の発券時にミスがあったっぽく、発券にかなりの時間を要した。
使用後の券面はこんな仕上がり。
東日本側の品川駅で入鋏し使用開始。
入鋏印は「ひたち」と「しらゆき」の乗務員さんから押印して頂く。
いずれも極めて丁寧な応対で多謝多謝なのであります。
その他、途中下車印は接続駅を中心に以下の8駅で収集。
仙台 山形 米沢 今泉 小国 豊栄 新潟 長岡
米坂線の代行バス区間である小国駅で収集できたのは予想外で嬉しい誤算。
経路通りに回って、東京で上越新幹線を降りて、東海道新幹線へ乗り継いだのだが。。。
新幹線乗換改札で最早恒例の東海改札の応対に若干キレそうになったが、何とか穴を開けられずにto goに成功。
東京都区内までの切符なので本来は着札回収なのだが、ひと工夫打ってるので回収はされない。
ちなみに。。。
無理言って「穴開けんなよ」とか言った訳ではなく、正当な事由を説明したのだが、イマイチ理解していなかったのが、東海クオリティよね。。。
以下、別記事にしていない区間をサラッと備忘録。
ひたちで仙台入りして、そこから先、まずは山形へ。
仙山線の快速って本数少なくて、何気にレアっぽい。
大行列や。。。
座れなかったが、先頭車両で被り付く。
宮城と山形を繋ぐ長大トンネルに入る。
レンガ積みで良い感じの雰囲気。
トンネルを抜けて山形へ入る。
山寺。
この駅から山形かと思いきや、実は一つ前の面白山高原から山形。
山を降りて来て羽前千歳。
しばらく単線同士の並走区間。
単線区間ゆえ、対向列車ディレイの影響で最大8分ディレイだったのが。。。
いつの間にか巻き返して3分ディレイで山形到着。
どの辺で巻いたのか分からんわ。
山形での待ち合わせ時間はそれなりにあったんだけど、約5分に短縮。
その間にダッシュで途中下車印もらってトイレ行って、ギリで米沢行きに滑り込む。
この辺りは割と根雪があって良い感じ。
当初は仙台から新幹線を乗り継ぎ、福島回りで米沢に入るつもりだったが、乗車券を120mm券に収めるため仙山線・奥羽本線経由にした。
あれにも乗りたかったけど、また次に機会にでも。
良い感じの雪景色が続く。
一応クロスシートなんだけど、シートピッチが狭いわ。。。
米沢では入場券買おうかと思ったんだが、出札激混みで断念。。。
途中下車印だけもらって米坂線乗り場へ。
キハ110形のボックス、適度な反発があって座り心地はなかなか。
米坂線の本数はこんな感じで、まぁやっぱちょっと少ないね。
そろりそろりと動き出し。
一旦動き出すと何気にパワフルな走り。
本数が少ない割に途中駅、どこだっけな、対向とすれ違い。
終点今泉。
ここから先は不通区間。
再開される見込みはどうやらなさげで、このまま廃線か代行バスをだらだらと続けそうな感じ。
新潟交通の観光バスで坂町まで。
客は総勢7人だったが、坂町まで乗り通したのは自分とあと2人。
ま、同業者ですわ。
途中何回か休線区間を跨ぐ。
今泉から小一時間で小国へ到着。
休線区間で唯一駅員配置の駅。
途中下車印をお願いすると快く押印して頂いた。
小国から先は峠越え区間。
徐々に雪深くなって来たのだが、外が暗くなって来て知らんうちに寝落ち。
2時間ちょっとで坂町到着。
出札がしまっていたのは残念だったが、代行バスの遅延がなくて予定の列車に乗れたので良しとすっか。
新潟顔のE129系に乗る。
かつては115系がウヨウヨしていたが、もう昔の話。
今はこれが主役。
まぁ総じて悪くない車両かな。