Visitor D-BLUE

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本日の使用切符:JR東日本 二宮駅発行 かもめ16号・リレーかもめ16号 長崎▶︎博多 普通指定席・グリーン個室 料金補充券

11月に長崎で学会なのだが、往路は空路入り。

少々年休を突っ込んで、多少観光を楽しむ予定。

帰路はせっかく長崎まで足を伸ばすので、西九州新幹線でも乗るか。。。

と言う流れから切符を仕込むことにする。

まぁでも、ただ普通に乗るのもなぁ。。。ってな訳で、西九州新幹線区間は指定席、乗り継ぎのかもめリレー号はグリーン個室を奢る。

が、これが結構なハードルだったわ・・・。

 

長崎から博多までの経路だと、新幹線→在来線特急の乗り継ぎの形となるのね。

が、西九州新幹線はいわゆる「乗継割引」は適応外な訳よ。

但し、ラッチ内ダイレクトアタックに限っては、西九州新幹線と在来線特急の双方の特急券が1割引きとなる。

これは従来の西九州新幹線開業前の在来線特急料金に寄せた、特例みたいなもの。

西九州新幹線が全線開業するまでの暫定処置とは思うけど、そこはまだまだ全然不透明なので、事実上の「乗継割引」と言う感じね。

基本的にマルスでサクッと発券できるのだが、在来線特急区間でグリーン個室を利用するとなると話が変わって来る。

この場合、何とマルスに料金が収容されておらず、料金補充券での対応となってしまう。

マルスでは各種個室利用の場合、120mm券で発券されるのだが、そのことが影響しているのか、そもそも1時間くらいの短時間でグリーン個室を利用する客がいないから口座落ちしているのか分からんけど、何にせよ手計算&料補対応なのよねぇ。。。

 

切符趣味のマニア的にはかなりおいしい正規案件なのだが、実際に発券を所望すると・・・。

東日本の地元駅では当然この特殊案件については知る由もなく、担当してくれたいつもの出札小姐も悪戦苦闘。。。

九州からの通達文を見ながら、一旦マルスで指定券を出す。

多分これは席のみ券かな?分からんけど。

料金は手計算かと思うが、一応指令に確認を取っていたっぽい。

通達文内の料補の見本を見つつ、発券して頂いたのがこれね。

 

1枚目は長崎から博多までの特急券

記事欄の「幹特在特」の表記が割引された特急券であることを示す。

 

2枚目は武雄温泉から博多までのリレーかもめ号のグリーン個室の料金券。

1時間程度の乗車時間でこの金額は。。。と言う気がしなくもないが、まぁまぁね。

そもそも1人利用だし、サフィールの個室なんかを考えたらさ、まぁまぁ妥当なところじゃないかな。

 

ってな感じでね、これは正規案件なのだが、かなり特殊なのでね、発券までに小一時間を要した。

ま、それは予想の範囲内なんだけど、これが切符に興味のない一般客だったらね。。。

とても「待てない」ってなるかもね。

 

と言うことで、前置きが長くなったのだが、実乗場面へ。

 

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一応速達タイプのかもめ16号に乗る。

 

見習い研修中の改札氏、しげしげとこの券を眺めて後方の先輩へ「あのぉ、これって・・・」と確認。

先輩氏「大丈夫だよ、押して」と。

OJTのネタになったのであれば幸いと言う感じ。

 

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Y2編成。

この角度良きですわ。


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LEDあるあるだが、アップはiPhoneではうまいこと撮れず。

引きの一枚だけ記録。

 

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指定席は2列掛け。


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足元もそこそこ広くて良い感じ。

ただ、この色遣いはちょっとどうだろうか、と。

木をふんだんに使うのも個人的には、う〜ん。。。分からん。。。

まぁ、自分はセンスがないのでね。

天才の思考は分からん。

 

シートの座り心地は見た目通り。

MSEとまでは言わないが、それに近しい感じでね。

まぁ硬い方よ。


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車窓はこんな感じで、右側はほぼ観るべきポイントがない。


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初めての西九州新幹線だったが、何だかなぁ、と。

ボヤいているうちに武雄温泉に到着。


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23分で着いてしまったので、とにかく速い以外の感想は特にない。

同じホームでの対面接続、乗り換えは便利よね。

3分の待ち合わせは効率的で良いね。


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さ、ここからはリレーかもめ号、みんな大好き787系に乗る。


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エントランスの雰囲気が良き。

この辺りは30年選手とは思えないよな。

 

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グリーン車へ続く通路。


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8番個室入り口。


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で〜ん。

いやぁ、これは広い。

色合いが落ち着いていて、アッパークラス感が満載よ。


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どこに座るのが正解か分からんが、とりあえず窓側に収まってみる。


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とにかく広い。

これを一人で使うのはさすがにもったいないな。。。


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インパネ周りはさすがに年紀を感じる。


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よく観察すると、節々痛んでいる気がしなくもないが。


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窓枠もこんな感じで。。。

まぁまぁね。

実用的には問題はないが、この辺りは仕方ないって感じかな。


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列車は軽快にぶっ飛ばして、江北を通過。

昔の肥前山口ね。

最長片道切符のゴール駅で有名。

自分もいつかはやってみたい気がしなくもないが、根性ないのでムリかな。。。


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佐賀で少々の乗り降り。


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新鳥栖、ここでも多少の乗り降り。


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鳥栖

あぁ。。。何かさ、もう2度と来ることねぇだろうな、って感じよね。

※ちなみに山雅は昨日の讃岐アウェイはドローに終わり、数字上も完全に昇格が絶たれたわ。


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うわっ、何か凄いのいる。

関東住みだと、こう言うフレイターに大興奮。

かっこいいねぇ。


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で、あっという間に終点博多到着。

所要時間は1時間少々。

もう少し乗っていたいが、それはまた次の機会にと言うことで。

 

最後に787系グリーン個室雑感。

噂通りかなり良かった。

ファシリティ的に多少の難はあり、料金もそれなりだが、満足感はかなり高い。

次回はにちりんシーガイアのロングで宴会でもしながら乗り回したいね。

 

あ、あとね。

今回料金補充券で乗ったのだが、これに入鋏印が欲しかったな、と。

 

車内検札が来なかったのか、スルーされたのかは分からん。

とにかく個室に乗務員は来なかった。

自由席をそれなりに連結しているので、そっちの検札に忙しかったのかな。

そこら辺、九州の運用がよく分からんので何ともだが。

まともな切符趣味界隈の諸兄は、真っ新なまんまの券を歓迎する向きが多いと思うのだが、自分としては「使いました」と分かるような券面が好みなのでね。

そこだけはちょっと残念だったかな。