ここ最近は木曜以降、週末に向けてリモートでの用務が続く。
リモートなので、どこでやっても良い訳で、ちょうどこの週末に両親がvaccineってことで実家へ。
その前に小田原で軽く用務をこなして新幹線で移動。
乗車券は普通に買ってもなぁ。。。
ってことで、小田原から京王線絡みの連続乗車券を所望する。
【経由】
小田原(東海道線)東京(東北新幹線)上野(尾久・東北線)赤羽(赤羽線)池袋(山手線)新宿(京王線)八幡山
【経由】
八幡山(京王線)新宿(中央線)立川(南武線)武蔵小杉(品鶴線)西大井
以上の経路を所望したのだが。。。
担当してくれた出小姐さん、マルスと格闘開始。
マルスに収容されていない京王線との連続乗車券って言うところで、格闘しているのかな・・・?
事前の予測として、金額入力の力技(経由部分のみ手書き+駅名小印)で120mm券での発券かな、なんて思っていたら。。。
出札小姐さん「JRから京王の乗継駅である新宿が70条区間内なので、最短ルートでしか発売出来ないですねぇ」「最短ルート上に新幹線を入れ込むことは大丈夫なんですけど、この経路では入れられません」とのこと。
えっ、そっち・・・?
てっきりマルスで出ないので「発売出来ません」的な、呆パターンかと思いきや、大都市近郊区間の思いっ切り基本的なことをご教授頂く。
私「あーぁ。。。」と、もう返す言葉がありません。。。と、そこへさらに。
出札小姐さん「JRの経路が大都市近郊の中で完結しているので、小田原(東海道線)品川(山手線)新宿(京王線)八幡山のルートであれば発売可能ですね」「連続乗車券なので2日間有効ですけど、途中下車は出来ないですね」「ちなみに、連続2も大都市近郊区間内での完結なので立川・武蔵小杉経由は発売出来ないですね」と。
私「わ、分かりました。それで大丈夫です、お願いします・・・」と返すのが精一杯。
確かに。。。あぁ。。。もの凄〜い基本的なことが抜け落ちていた。。。
小田原→品川で新幹線とも思ったが、それだと京王の運輸連絡から外れるだろうし、東京→上野で新幹線を経路に入れ込んで、途中下車可能な乗車券を、と思ったんだが上記の理由につきダメだわねぇ。
それなら吉祥寺乗継か、武蔵野線・埼京線を入れ込めば70条云々はクリアするんだろうけど、ここまでで結構時間を費やしたので、今回は止めておくのが吉。
それでも・・・
出札小姐さん「手書きの補充券をお作りしますので少々お時間頂きますね」とニッコリ。
あれ・・・? 金額入力でやらないんだ。。。と思って聞いてみると。
出札小姐さん「そうですね、この経路の連続乗車券ですとマルスに経由が出て来ないので」との返答を頂く。
京王線に限った話じゃないみたいだけど、マルス収容されていない社線の連続乗車券は金額入力だけでは無理っぽくて、券種を連続乗車券として単独出力することでやれなくはないらしい。出札小姐さんが言っておられるのは多分この部分。
連続券の番号や有効期間、経由情報なんかも全部手書きになるので、実質的に補充券と何ら変わらないことになる。
加えて、マルスに情報が残らないことで、社線側との運賃の配分なんかが不明処理される可能性もあり、基本的に出札補充券対応なんだとか。へぇぇぇ。
いやいや、お勉強になりました。
で、発券して頂いたのがコチラ。
わざわざ下書きして頂き「この様式で記入しますね」と一言断りがあってから丁寧に作成して頂く。恐縮なのであります。。。多謝。
校閲的に券面を見ると、連続乗車券の場合は「連①」「連②」と記すとか、接続コードが空欄、学割と自動車運賃に真っ線が引かれていない等、フォーマットから逸脱している部分があるような気もするが、実使用において問題にはならないので無問題。
何より終始丁寧に対応して頂いたことに多謝!なのであります。。。
連続1の実際の使用場面では新幹線口から入場、東京まで東海道新幹線に乗車。
券面に「下車前途無効」が無いので、試してみっか・・・と一瞬頭に過ったが、そこはダメだよねー。
京王線内の途中下車に関して、桜上水の出札氏に確認したところ「京王線内では途中下車は出来ないですね」との見解だったので、桜上水→八幡山の前途は放棄して無効印を頂いて出場した。
連続2の使用後の券面。
桜上水で入鋏印を押印する際に「この駅からで良いですか?」と一応確認が入った。
JRの入鋏印は新宿駅(西)のスタンパーで。
他にも(京王)とか(東南)? とかありそうだが、その辺はいつかの課題にしておく。
JR区間は西大井まで乗り通すつもりだったが、諸事情あって品川まで。
改札担当氏、券面をしげしげと確認した後、途中下車印を押して頂きました。。。