越後湯沢からの復路も185系の臨時特急に乗って帰る。
列車名は谷川岳ループ号に変わる。
券の確保は往路と同じく、事前申込では見事に撃沈。。。
谷川岳もぐら号に比べ、取りやすいと思っていたが甘かった。
とは言え、毎日チマチマとチェックしていたら、2週間前くらいにパラパラと空席が出てきてね。
無事に右窓の入手に成功。
入鋏印は高崎から担当した新前橋運輸区の乗務員から頂く。
チケッターのコンディションは抜群で何より。
15時を回ったので、ぼちぼちホームに降りますか。
水上行きの普通列車を見送って。
越後中里からの送り込みを迎える。
さ、帰るか。
ホームに降りたら、ちょうど幕回しの祭り中。
「特急踊り子 指定席 新宿」
「快速 千葉」
「特急踊り子 指定席 大宮」
「快速 なりた」
「特急草津 自由席 上野」
「快速 鎌倉」
「特急水上 自由席 上野」
「特急水上 自由席 水上」
「特急あかぎ 自由席 新宿」
「特急あかぎ 自由席 高崎」
「特急はまかいじ 自由席 松本」
「特急はまかいじ 自由席 横浜」
「快速ムーンライトながら 指定席 大垣」
「快速ムーンライトながら 指定席 東京」
「ホームライナー 小田原」
「おはようライナー 新宿」
「ホームライナー 古河」
「快速 新宿」
「快速 上野」
最後は「臨時特急」で祭り終わり。
自席に収まって、新潟限定風味爽快ニシテで乾杯。
これすっきりして喉越しが良すぎ。
帰りも窓側は埋まっていて、通路側にちょいちょい空きがある程度。
自席の隣は空席。
往路のような大惨事にならないと良いが。。。
オンタイムで出発。
何回か魚野川を跨いで、列車名になっているループ線の1箇所目に入る。
松川トンネル・ループ線だったかな。
ボケっとしていたら写真撮り損ねた。。。
土樽を出てすぐ、全長9000m超えの清水トンネルへ。
こんな長大トンネルが昭和6年に完成していたと言うのだから驚き。
大昔のことだから手掘りかと思いきや、当時の最新鋭の削岩機等を駆使して掘ったと言うのだから凄いわ。。。
清水トンネルは基本的に単線なのだが、中間地点には交換用の茂倉信号場が設けてある。
ここでは茂倉信号場の説明があって、かなり減速して通過。
こう言うのなかなか良いね。
今は下り線に新清水トンネルがあるので、信号場としての役目は終わっていて、資材置き場になっていた。
ちなみに架線は取り除かれていた。
再び土合で少し長めの停車時間。
今度は下り線なので地上ホーム。
ちょっとだけ外に出て。
立派な駅舎を眺める。
ん、何かちょっと劣化した?
マニア諸兄、皆思い思いに撮影。
ちょっとした水溜りでベタに1枚。
鉄道駅としてはかなり寂れているが、グランピング施設があったりして、新たな観光資源として頑張っているよね。
この辺りも徐行して、色々説明が入る。
数分停車した後、後は山を緩りと下って水上。
この後はすっかり居眠ってしまって、起きたのは熊谷を過ぎた辺り。
しっかり覚醒して185系の走りを楽しみたかったのだが。。。
復路はあっという間に着いちゃったって感じ。
幕回しを見届けて。
回送幕となったところでお開き。
谷川岳ループ号雑感。
客層は谷川岳もぐら号と同じく、完全にマニアしかいない感じね。
車内は落ち着いた雰囲気で、発狂マニアや徘徊輩はいなかったな。
途中寝落ちしていたので何ともだが、走りっぷりはやはり特急そのもので楽しかったねぇ。
9月にあと2日間だけ谷川岳もぐら・ループ号の設定があるけど、特急券は熾烈な争奪戦になるんだろうな。
恐らく、今度こそこの列車に185系が充当されるのは最後となるだろうし。
とりあえずね、185系の乗り納めになるかも知れないと言う点で、大宮〜越後湯沢間を往復出来たと言うだけで大満足の1日だった。