過日、JRグループから往復乗車券廃止のリリースがあったのだが、いよいよそこまで手を付けたか、と言うのが正直な感想。
界隈では反対派が多いような気がするが、普段鉄道を利用しないユーザーからしてみたら、往復乗車券の存在すら認知されていないだろうから、そう言う大部分の客層には影響がないのだろうと踏んでいるっぽい。
色々と理由を付けて廃止や制度変更を加え、収益を生み出そうとしているのは分からなくもない。
ただ、往復乗車券には単純に長距離の正規割引の意味合いだけでなく、制度の範囲内で使えることも多いので、自分的にはかなり残念よ。。。


この往復券は発駅、着駅共に窓口はない駅。
加えて多経路になっているため、MVがあっても発券は事実上不可能。
実使用は小田原で乗り捨ての格好になったのだが、それでも別切りで買うよりはお得だった。
こう言った使い方が出来なくなるのよね。


この切符は金銭的な恩恵はないのだが、駅が混雑するようなイベント開催時など、混雑する券売機で復路の切符を買わなくて良いし、一度に購入可能なので客も出札氏も双方メリットがある。
こんな短距離ならIC使えよとか、突っ込みがありそうだが、紙の切符派なのでね。
ついでに併せて連続乗車券の終売もリリース。
こちらは区間や使い方にもよるが、往復乗車券や片道乗車券を組み合わせた方が安く上がる場合もあるので何とも言えないが、一般客の認知度からするとほとんど知られていないと思う。
発券時に若干のスキルを要することから、出札業務を円滑にするためには仕方ないのかも知れんね。


この連続券は120mm券と85mm券の組み合わせ。
経路の数によって様式が変わるのが趣味的には面白かったし、2週に分けて使えるところもメリットだった。


これはほとんど往復券と同じ用途で金銭的なメリットは全くないのだが、紙の切符趣味的には復路券のto goの際に無効&記念印と大穴回避ためによく使った手。
今回の往復&連続乗車券の廃止は、あのスーツ氏もTVに呼ばれて解説するなど、結構な話題になっている。
スーツ氏が出演した番組ではさすがに深く突っ込んだ話はなかったが、JRが言うところの利用客が少ない、お得な切符をたくさん用意しますよ、と言うのは方便でしょう。
結局のところ利益優先で切りました、と言うのが本音だろう。
それならそう言えば良いけど、さすがにそれは言えないか。。。
601km以上の距離をいくつかの旅客会社を跨いで往復する客はそれなりにいるはずで、各社毎に設定されているお得な切符だけでは拐い切れない場合も絶対にある。
この廃止で得られる金額はそれなりにあるだろう。
しかし、往復券を購入する恩恵を感じていた客層が他の交通移動手段に流れてしまうこともあり得る訳で、その辺りの思慮が足りない気がするけど、どうかなぁ。
終売は2026年3月頃とのこと。
しばらくはまだ買えるので、それまでは意識して往復券、連続券を買っておこうかな。