日本のプロサッカーの最底辺リーグに在籍する山雅。
クラブ史上初のJ3での戦いは、15節が終わった現在のところ・・・
9勝4分2敗 勝ち点31 得点24 失点13 得失点差11 順位3位
ってな感じ。
首位の鹿児島と勝ち点差1、2位のいわきとは勝ち点で並び、得失点差で3位と言う状況。
まぁね、本当はもっと上に行きたいが、正直言って上出来だと思う。
横山、菊井、住田らの若手のプチブレークでこの順位にいるっぽい。
この3人のうち、誰かは夏のウインドーで出て行くだろうから、それまではこの順位辺りをキープしたいところ。
で、今日の本題。
J3リーグのデータ的なところを少々掘ってみる。
J2〜J3の昇格・降格が始まった2014年シーズン以降、2021年シーズンまでの優勝・2位クラブのデータを集積してみた。
2020〜2021年以外のシーズンは参加クラブ数に偏りがあるので、年間34試合に補正してみた。
【優勝】
最終平均勝ち点:70
最大:2014金沢77
最小:2017秋田65
前半戦終了時点平均勝ち点:35
最大:2015山口42
最小:2016大分・2021熊本29
【2位】
最終平均勝ち点:66
最大:2015町田74
最小:2018鹿児島・2020相模原61
前半戦終了時点平均勝ち点:30
最大:2014長野35
最小:2019群馬・2020相模原・2021岩手26
ってな感じ。
2014年と2015年シーズンの数字が際立っているのが分かる。
データとしては母数が少ないし、シーズン毎に要素が異なるので統計学的に言い切れることはないのだが、それを前提にして今シーズンのJ3に言えることは。。。
17節まであと2試合、2位フィニッシュの平均勝ち点30をベースに考えると、現時点では勝ち点24の7位今治まで2位フィニッシュの可能性がある。
さらに言えば、2019年の群馬以降、2位フィニッシュしたクラブは前半戦終了時点の勝ち点が26だったので、今シーズンに置き換えると現時点で勝ち点20の11位沼津までチャンスがあると言うことになる。
但し、今シーズンは上位4クラブが勝ち点32〜29で、勝ち点差3の中にひしめき合っているので、現実的に2位以内フィニッシュ可能なクラブは、勝ち点22の9位愛媛辺りまでだろうな、と思う。
今シーズンのJ3は2016年・2017年・2019年シーズンに似ていて、上位が詰まっている。
負けなしでハイペースに勝ち点を積み上げるようなクラブはないと思うので、上位2クラブの最終的な勝ち点は66〜69くらいになると見た。
で、山雅の現時点でのポジションとしては、「まぁまぁ」なところ。
優勝クラブの前半戦平均勝ち点35まであと4で、2位フィニッシュの前半戦平均勝ち点はすでにクリア。
16節は絶好調の富山、17節は福島との対戦。
いずれもホームアルウィンでの戦いなので、何としても最大勝ち点を得たいところ。
ま、最低でも1勝1分で4はもぎ取りたい。
一方、首位鹿児島は福島、相模原といずれもホームゲームなので、普通に連勝するだろうし。
2位いわきは前節大敗の岐阜とアウェイゲーム、その後は沼津とホームゲームで、少なく見積もって4は取るだろう。
4位の富山は山雅の後、ホームで八戸。
そこは普通に勝つだろうから、やはり次節富山とのゲームは負けられねぇ。。。
17節、前半戦が終了したら改めて記事にすっかな。。。