小田急の出札補充券と言えば、とにかくハードルが高く門前払い、が有名だったりするんだが。。。
自分もこれまで何度か発券を試みたが、尽く失敗に終わっている。
今日の所望区間としては、小田原・沼津経由の御殿場線内の駅なんだが・・・。
運輸連絡規則的には発券可能なはずなんだが、神奈川県西部地域各駅での発券実績はあまり見聞きしない。
これまで所望した際のパターンとして、自分の生活拠点近傍各駅の対応は基本的に塩。
A:MSR端末で出せない区間は発券不可:東海道線の最西は静岡までしか出せない、御殿場線は松田経由は可、小田原経由だと国府津回りなら可で沼津回りは不可
B:経由が2つ以上あるとMSR端末では発券不可
C:JR区間は小田原で買え:小田急とJR合算で100km以上にして途中下車したいとか言っても無理
D:補充券で売れないことはないが、小田急トラベルでしか発券出来ない
E:MSR端末で発券可能な範囲でしか売れない
概ねこのようなパターンの返答で、出札氏にもよるが基本的に最初から売る気がない。
まぁ、補充券案件は作業自体も面倒だろうし、いちいち上役や別部署に了承を得ないといけないっぽいのでね。
いくら「制度として存在する」とか「途中下車したいので」と言ってもムリ。
中には運輸連絡規則、マニュアルを確認したり、上役やどっかに確認を入れてくれたりする出札氏もいるが。。。
A〜Eいずれの返答も????な感じがするんだが、現場レベルの対応がまちまちなのは何だかねぇ。
そんな中、今日は本当にラッキーなことに某駅で補充券を切って下さいました。
発駅、発行駅、その他諸々伏せておきますが、勘の良い方なら分かるはず。
距離が小田急とJR合算で100キロを超えるので、有効日共は2日間有効の途中下車が可能な切符。
ちなみにこの某駅の補充券は、どこかのサイトで発券実績を確認していたんだが、券番号の進み具合から勘案するに、年間数枚しか発券していないっぽい。
そもそも需要がないんだろうけど、それにしても年間数枚ってことは、やっぱり発券のハードルは高いのかねぇ。
補充券の管理もなかなかに厳重で、鍵付きのキャビネットから取り出していたところを見ると、やはり発券は容易ではないことが伺える。
今回は出札氏がすぐに上役に確認を取って頂き、比較的「売る」前提で話が進行していた。
依頼から発券完了まで15分くらい要したが、対応としてはこれまでの各駅とは比較にならんくらいファビュラスなものだった。
本当に、本当に、多謝!なのであります。
実際の使用場面では、特に問題はなく途中下車することが出来た。
途中下車は・・・
JR:熱海 三島 沼津 御殿場
小田急:開成 小田原
御殿場が潰れっちゃったので、これはまた次の課題だな。。。