8時に一度目を覚ますが、夫婦揃って二度寝。
旅先ではよくあること。
10時過ぎ、だらだらと起き出す。
チェックアウト時間の限度を目一杯使って、ホテルを出る。
まずは朝食だが、沖縄らしく?自分はジャンクにこれ。
是非本土でも発売してもらいたい一品だ。
今日はとりあえず、国道58号線を北上して北谷へ向かう。
一昨年に来た時は盛況だったが、何だコレ?状態。客があまりにも少なくて驚き。
成績に比例するかのような閑散っぷり。
それでも岩瀬・憲伸が登板するシート打撃が始まるころには、どこからかゾロゾロと人が集まる。
2人とも球にかなりのバラつきがあるが、まだ調整段階だろうから仕方なし。
岩瀬から強烈なホームランをライトへ打ち込んだ左バッターがいたが。
何かどっかで見たことがあるような・・・、背番号36ってダレー?? あ、小笠原か。
もの凄い振りをしていたから、「ああ、なるほど」と。納得する。
しかし小笠原。ユニフォーム姿でも分かるくらい、半端なくパンプアップされている。
こんな厳つい体格だったか?知らなかった。
後に登場した森野のブクブクっぷりを見ると、レギュラーを獲るかも知れない。
懐かしいところでは、あのパヤノもシートに登板。
2009年に在籍していたころは、とにかくムラっ気のあるピッチャーだった。
球速があって、スライダーは切れるが、いかんせん四球が多すぎた。
あれから随分時間が経ったが、相変わらずコントロールには苦慮している様子。
ブルペンには左が少ないので重宝されそうだが、今のところでは当落線上と見た。
シートを見た後、陸上トラックでランニングを眺めていたが、なかなか動きがないので撤収。
誰かにサインでも・・・、と思ったが、そう言ったサービスの時間帯ではないので仕方ない。
撤収間際に嘉手納のR/W 05にアプローチするデルタを発見。
恐らくBoeing767かと思われる。
再び58号線を北上する。
嘉手納基地の動きも気になるが、スルーして読谷まで走る。
いつの間にか周辺の道路が整備され、球場も綺麗になっていた。
スコアボードは電光式に。これは驚き。。。でも必要かなコレ?
こちらはチラ見だけで終了。ちなみに見学客は数十人と言ったところ。
読谷はいつもこんな感じで、実にのんびりとした雰囲気。
58号線に戻ってさらに北上を続ける。恩納村に入って、58号線から逸れて高速の世話になる。
途中、伊芸と金武の間の橋が工事中。まだやってるの?って感じ。確か一昨年もやっていたと思う。
宜野座を過ぎて米軍の演習場を抜ける頃、上空が忙しくなる。
何機かウロウロしていたが、そのうちの一機に接近遭遇。
画像では伝わりにくいだろうが、実際はかなりのド迫力。
世間では何かと言われているが、自分的には嬉しい遭遇。
高速は許田でお終い。再び58号線へ合流して、もう少しだけ北へ走る。
目的地はこちら。
名護の前田食堂さん。こちらも沖縄へ来たら外せないところ。
58号線をさらに北へ行けば本店だが、この先の時間を考慮するとムリ。
地元の有名店なので、ひっきりなしに客が来る。
本店と違い、地元客がほとんどで、外来者は自分たちだけ。と言っても、アウェーな感じではない。
過剰なサービスはない、ごくフツーの定食屋といった趣き。
いつものように牛肉そばを注文。
待つこと少々。
かなりインパクトのある見た目だが、モヤシなので結構フツーに食べられる。
胡椒とニンニクが利いた味付けが実にスパイシー。麺は巷の沖縄そばの類。
但し、これを沖縄そばと呼べるのかどうかは、微妙なところ。
しかし、これがこの店のスタンダード。大変おいしく頂きました。
食後は近場で観光。パイナップルパークへ。
観光と言っても、その実はお土産屋さん。
パークらしいものは、自動運転のカートだけ。
どんな仕組みだか気になるが。
予めコースをインプットしているのだろうけど、詳しくは分からん。
客層は隣国の方々が多く、飛び交う言葉が賑やか。
カートを降りたら後は、ひたすら強制的に土産店巡り。
最初はパイナップルコーナーだが、沖縄産はごく僅からしい。
大量の試食も実は台湾産やフィリピン産だったりする。何だかなぁって感じ。
ワインやらジュース、海ブドウとか沖縄らしい土産物もあるが、大半はここではなく道の駅の方が安かったりする。
結局は何も買わず、入園料を払って時間を潰しただけとなった。
時間的にはそろそろ空港へ向かわなくてはならないが、レンタカーの返却は赤嶺の営業所。なのでまだ少々余裕がある。
58号線を今度は南下し、那覇市内へ戻る。
許田で高速に入るが、しっかりと80キロで走行するパトカーに遭遇。
しかも時間差で2台。おかげで地味に混む。
交機車両ではないからさっさと抜けば良いのだが、ブチ抜くワケにも行かず皆さん難渋。
そろりそろりと微妙なスピードでクリアするが、そのせいで時間を喰う。那覇インターで降りると、少々の渋滞。
時間的に仕方ないが、夕方のこの辺りはいつもこんな感じ。
那覇東バイパスに入ると流れは良くなり、何とか目標の時間内にジャッキーさんへ到着。
連日のステーキだが、次はいつ来るか分からないので入店。
18時前は比較的空いており、すぐに通される。
一通り食べ終わると、17時45分。
給油して赤嶺の営業所に着いたのが17時55分。
18時のLCCターミナル行きの送迎バスに間に合った。
ターミナルまでは5分ほどで到着。
搭乗するJW806の定刻は19時30分なので、随分時間が余る。
レガシーキャリアが集う国内線ターミナルへ行こうにも、何とも中途半端な時間だ。
早々にチェックインを済ませ、チープなLCCターミナルで我慢することにする。
1杯¥200の35(さんご)コーヒーを頂く。
コーヒー豆本来の実力を見極めるにはホットにしなくてはならないが、アイスにしてしまったので、可もなく不可もない味。
ゲートへは検査場が混む前に向かう。
搭乗案内が出たのは18時55分過ぎ。定刻で出発の見込みとのこと。
なぜかこんなところにUNITEDが???
完全に使い回しだろうが、これってありなのか。。。
乗機はJA02VAだ。
昨日の欠航の主だが、どうやら無事に修理は済んでラインに戻っているようだ。
機内に入る。この機も当然のごとくWAJ仕様だった。
コーポレートカラーに全く似つかわしくないし、違和感ありありだが、何だかもう慣れた。
この便は満席ではないようだが、混み合っているようだ。
機内の収納棚にも空きが少ないようで、荷物を収納出来ない客が右往左往。
バニラエアは預け手荷物を無料にしているが、あまり預ける客がいないのか?
こういう光景、往路便では満席にも関わらず見られなかったので、最終便だからかも知れない。
公共交通機関を利用している客は、一刻も早く駅やバス停に行きたいだろうから、手荷物を預けないのかも知れない。
ようやく全ての客が着席したところで、すぐに機体は動き出す。
タキシングしつつ、緊急時のデモを行う。
R/W 36エンドに辿り着くころにキッチリとデモは終了。
到着機があるようで少々ホールド。
CIの738らしき機影が確認出来た。どうやら台北からの便のようだ。
あちらがR/Wを逸れると同時に、こちらは進入する。
一呼吸置いてエンジン全開、R/Wを転がる。
ターミナルがチラッと見えたところで機首が浮き、あっという間に離陸する。
が、しばらくは低空で飛行する。
夜間だし機内なのでどのくらい低いのか分からないが、エンジン出力を絞っているのは分かる。
この時間が何気に気持ち悪い。
嘉手納ラプコンが返還されたと言っても、嘉手納への進入機や離陸機がいれば、1000FT制限は続く。
幸い数十秒で上昇し始めたので、嘉手納のトラフィックがなかったのかも知れない。
遠くに見えていた街の明かりは暗闇へと変わる。
こうなると寝るだけ、と言うことになる。
二人ともいつの間にか寝落ちていたようで、目が覚めるとすでに降下が始まっていた。
どの辺を飛んでいるのか見当が付かず、薄暗い千葉の夜景をぼんやりと眺めているとギアダウン。
成田空港の到着機ラッシュはとっくに過ぎているので、ホールドされることもなくすんなりとR/W 34Rへランディング。
オートランかも知れないが、実にソフトなランディングだった。
ちなみにこの便のキャプテン、往路便と同じ方だった。納得。
偏西風に乗っかった影響か、スポットインが定刻の数分前。
空港の駐車場からクルマを出して、東関道・首都高・東名をダラダラと走り、自宅に着くと午前様の一歩手前。
やはり成田は遠い。。。